高木雅之の論文が『作業療法』に掲載しました!

メンバーであり、広島県立大学三原キャンパスで作業療法の先生でもある、高木雅之の論文が『作業療法』に掲載されました。

題名は、『地域在住高齢者の日々の満足度に影響を与える作業経験に関する探索的研究』です。

本文から『要旨』を抜粋

要旨:地域在住高齢者の日々の満足度に影響を与える作業経験を探索した。地域在住高齢者20名を対象に、日記と半構造化面接を用いてデータを収集し、テーマ分析を行った。その結果、一日の満足度に影響を与える作業経験として、つながり-隔たり、承認-否定、貢献-迷惑、努力-怠惰、楽しさ-退屈、進展-後退、上出来-不出来、獲得-喪失、回復-減退という9つのテーマが明らかとなった。1つの中には、ポジティブな経験とネガティブな経験が混在することがあり、作業経験の複雑性が示された。本結果は、高齢者が日々の作業経験を理解し、生活の中でポジティブな作業経験を増やしていく手掛かりを与えてくれる。

(抜粋:『地域在住高齢者の日々の満足度に影響を与える作業経験に関する探索的研究』電子ジャーナル出版プラットフォーム J-STAGE 『作業療法・36巻6号・2019年12月』)

論文は、webでもよめますので、興味のある方は是非こちらから読んでみてください。

(転送先:電子ジャーナル出版プラットフォーム J-STAGE 『作業療法・36巻6号・2019年12月』)

 

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