サードボックス岡田吉弘です。今日はゆっくり休日の朝を過ごしています。
中國新聞の記事(2018年2月3日朝刊)。宮島・尾道です。
混み合いますね。特に、観光シーズンは。昨年末、甥っ子が実家に遊びにきてくれて、どこに行こうかと家族会議の末、宮島に行ったのですが、めちゃくちゃ混んでいました。ランチはどこのお店もいっぱいで、高速道路のPAで食べるという笑。せっかく宮島まで行ったのにですよ。。
賑わいがあるのはいいことと思いますけど、観光客が期待して求めていったものが、かなわないっていうのは、双方にとってハッピーではないですね。
記事の中には、AI活用によって、こういった混み合いの解消が触れられていますが、テクノロジーを活用して観光客を分散化させるなど、スマート化に成功している世界的観光都市があります。
スペインのバルセロナです。
カタルーニャ州独立でも話題になっていますけど、バルセロナはスマートシティーとしても注目を集めています。インターネットを駆使したまちづくりです。街中にはセンサーがたくさん設置されていて、電力消費・騒音・ゴミ・駐車場などのデータを収集し、QOL(Qolitiy Of Life)の向上施策に生かしているのです。
これには、バルセロナは観光シーズンに世界中から観光客が押し寄せて、街中にはゴミがあふれかえったり、人気観光地の大混雑など、さまざまな問題が生じていたことが背景にあります。
私は、昨年調査のために、バルセロナにうかがいましたが、サグラダファミリアは、インターネットによる事前予約ですんなりと入ることができました。また、ゴミ箱にゴミがいっぱいになったらゴミ収集車が来れるように、観光スポット周辺のゴミ箱にはセンサーが設置されていました。それ以外にもさまざまな取組が現在進行形で進められています。
しかし、これってあまり知られていないようで、バルセロナ現地でMBA取得のため留学中の日本人数名と意見交換しましたが、「えっ?バルセロナがスマートシティーなの!?」って感じで笑。でも逆に、それぐらい人々の生活に溶け込むような自然なかたちでテクノロジーが使われるほうが好ましいかもとか思ったります。
あんまり長文になってもいけないので、今日はこのへんで失礼します。
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